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 早川書房『ミステリが読みたい!2011年版』で幕を開けた年末恒例ミステリーベストテン祭りも、原書房『2012本格ミステリ・ベスト10』、『週刊文春』ミステリーベスト10と続き、『このミステリーがすごい!2012年版』で終了。
 以前はずいぶんお世話になったものだが、さすがに今ではこういったベストテン本に振り回されることもなくなった。ただ、それでもついつい買ってしまうのは、やはりミステリーという娯楽の特殊さ故か。

 このミステリーか#12441;すこ#12441;い!2012年版

 先日の記事でも少し書いたけれど、今年の翻訳ミステリは豊作すぎて、どうやら『このミステリーがすごい!2012年版』もかなり似たようなランキング結果となっていた。
 ううむ。ちょっと心配。たまたまこういう結果になったのならいいのだが、これが回答者が重複していることや選考方法が似ていたりすることなどに起因しているのであれば、こんなに類書はいらんということになる。ま、こちらが心配しなくても、しっかりオリジナリティを出さないとすぐに淘汰されそうな気はするが。大変だろうが頑張ってくだされ>関係者の皆様。

 ランキング以外の中身だが、それほど新味のある企画はなく、相変わらずの短篇掲載が個人的にはすこぶる疑問。なんで272ページあるランキング本で、78ページも使って短篇を載せるのかしら? 結局、ここ数年は「私のBEST6」と「我が社の隠し球」だけが楽しみで読んでいる感じ。老舗だけに意地を見せてもらいたいものだが、ここ二年ほどはやや迷走の感あり。

 ところで渡辺温『アンドロギュノスの裔』はランキングの対象外? 実にいい作品集なのに周辺書扱いはなんだかなぁ。


テーマ:評論集 - ジャンル:本・雑誌





きみやすさん

『このミス』はちょっと元気ないというか熱がないというか。ライバルが増えているのに、ほぼ新しい企画がなかったことに不安を感じますねー。
早川の『ミス読み』があまり被らない企画で攻めてきているから、ちょっと安心しているのかも。今年みたいに各ランキングが似てくると、発売日の差はかなり致命的になってくるはずですし、関係者がどうこれを捉えるか、来年が気になります。
【2011/12/17 21:17】 URL | sugata #8Y4d93Uo[ 編集]

こんにちは 

sugataさんのお書きになられているような印象を
自分も受けました。

本当に、オリジナリティを出していかないと
雑誌の存在意義が薄る気がします。

ここ数年で一番、さらっと読み終えてしまい。
いつも、年末の楽しみだっただけに
少々肩透かしといいますか
残念です。
【2011/12/17 16:17】 URL | きみやす #-[ 編集]















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