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 GW集中映画DVD消化シリーズ、本日はポール・W・S・アンダーソン監督の『三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』を観る。
 『バイオハザード』で知られるポール・W・S・アンダーソンが、三銃士という素材をどのように料理したかが注目された話題作。だが昨年秋頃のロードショー公開時はいまひとつ盛り上がりに欠けるという印象だった。ま、現物を見ると、それも諾なるかなという一作(苦笑)。

 舞台は17世紀のフランス。銃士を父にもつダルタニアンは、自らも祖国のために立派な銃士となるべくパリをめざす。
 一方、その活躍でパリでは知らぬ者のない名なアトス・ポルトス・アラミスの三銃士。だがその栄光も昔の話。大義のために戦う場もなく、たまの任務ではイングランドの宰相バッキンガム公や女スパイミレディらに翻弄されてしまう。
 そんな三銃士とダルタニアンが、あるとき些細なことから決闘に臨むことになるが、そこへ枢機卿リシュリューの護衛士が現れたことで、四人は共同戦線を張ることになり……というお話。

 まあ、つまらなくはない。むしろ非常に楽しく観ることはできるのだが、ただのアクション映画としてしか語るところがないのがいやはやなんとも。せっかくの超優良素材をこのレベルで仕上げてしまっていいのかいな、という素朴な疑問のみが残る。原作にはない部分、飛行船がどうとかアクションの凄さがどうとか、そういう部分もあるにはあるし、原作の要素をうまく膨らませたところもある。
 とはいえ、このあまりに健全すぎるアクション映画をもって三銃士の魅力を語るのは、少々無理があるだろう。見どころがそもそも違うものなぁ。
 過大な期待さえしなければ、いい暇つぶしにはなるのだが。

 ちなみにキャストで注目は、やはりミラ・ジョヴォヴィッチ。役柄的にはほぼ峰不二子と思ってもらっていいのだが(笑)、その暴れっぷりは『バイオハザード』のアリスそのまま。演出もバイオを彷彿とさせるシーンがいくつかあるし、正味、一番見せ場が多いのもおそらくミラ・ジョヴォヴィッチ。監督どんだけ奥さん推しなのかと(笑)。





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