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 明日より「神田古本まつり」が始まる。会期はいつも10月27日から11月3日だったと思うが、今年は土曜日スタート、天気もまずまず良さそうなのでけっこうな人手になりそうだ。ただ、日曜はどうやら雨模様なのが気になる。とりあえず盛況をお祈りしております。
 ちなみに管理人は明日の土曜に出撃予定。仕事絡みのイベントが秋葉原であるため、そのついでにのぞいてくる算段である。ううむ、言い訳しているみたいでやだな(苦笑)。

 ところでその古本まつりに合わせたかのように、っていうか完全に合わせているのだろうが、本の雑誌社から『古本の雑誌』というムックが出た。古書店主に古本マニア、作家などなど、古本に魅了された人々がそれぞれの体験や思いを綴っており、まさに頭のてっぺんからしっぽの先まで丸ごと古本一色。
 かつて「本の雑誌」に掲載された記事も多いのだけれど、そういうものもまとめて読むと、あらためて古本の魅力もとい魔力を再認識する。理解できない人にはまったく理解できない世界。まこと冥府魔道である。

 古本の雑誌

 それにしても、二十年ほど前まではごく限られた世界の方々の趣味だった古書。それが今では、こうした娯楽を前面に押し出したムックまで出るのだから、ずいぶんとメジャーになったものである(いや、それでもまだまだ特殊な世界だとは思うが)。
 古本という世界が多少なりとも陽の当たるところに出られるようになったのは、やはりインターネットの普及が大きいだろうし、ブックオフをはじめとした新古書店の登場も抜きにしては語れないだろう。手軽に情報を収集できる環境ができ、それを気軽に実践できる場が生まれた。潜在的な古本ファンがこの十年ほどで一気に花開いた感はある。

 まあ、そんな固い話はいい。本書を開けば、相変わらずの人たちが相変わらずの所行を繰り広げているわけであり、それを「ばかだねえ」とあきれつつ、ニヤニヤしながら読むのが吉。とにかく楽しい一冊なのである。
 明日はこの本片手に「神田古本まつり」をぶらぶらしている人も多そうだ。それでは皆様、よい狩りを。


テーマ:評論集 - ジャンル:本・雑誌




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