- Date: Sun 09 12 2012
- Category: 評論・エッセイ 『このミステリーがすごい!』編集部
- Community: テーマ "評論集" ジャンル "本・雑誌"
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『このミステリーがすごい!』編集部/編『このミステリーがすごい!2013年版』(宝島社)
今年は個人的事情により大掃除をかなり小分けにして早めに始めているのだが、小分けにしているわりにはけっこう時間をとられて、ほとんど何もしないうちに(まあ掃除はやっているけれど)この週末が終わってしまう。読書も映画もやや停滞気味である。
本日はレンジ周りと冷蔵庫回りを中心に片付けたのだが、けっこう無理な体勢がたたって腰痛がぶり返してしまう。運動不足痛感。

上でも書いたように本日は体力的にきついので、『このミステリーがすごい!2013年版』の感想でお茶を濁す。自分で取りあげておいて何だが、いいかげんランキング本の話題も食傷気味になってきた(苦笑)。まあ、これで最後だし、これだけ触れないのもあれなので、サクッといきます。
一応、目玉は座談会二連発になるのだろうか。ひとつはローレンス・ブロックを招いて伊坂幸太郎、田口俊樹が加わる形だが、これ、座談会というよりは二人の作家に二人のインタビュアーが質問しているという感じ(笑)。内容は面白いけれど、この形はちょっと無理があったのでは。
もうひとつは、久々に復活した覆面座談会ならぬ架空座談会。これは何といっていいのやら(苦笑)。正直、あまりにギャグが寒くて読むのがしんどかった……。
その他の内容自体は良くも悪くもいつものとおり。ランキングのレビューを中心に、人気作家56名による「私の隠し玉」、出版社による「我が社の隠し玉」といった定番企画は面白く読ませるが、需要がよくわからない短編小説も相変わらずボリュームたっぷり(泣)。
海外編のランキングはスティーヴ・ハミルトン『解錠師』が『週刊文春』の「ミステリーベスト10」に続いてトップ。ただし、アーナルデュル・インドリダソン『湿地』は2位とはいかず、今回は4位という結果である。
他のベスト本に入っていない作品としては、デュレンマット『失脚/巫女の死』、ローレンス・ブロック『償いの報酬』が健闘。そう、ブロックも該当していたんだよなぁ。出るのがもう少し早ければ、各ランキングを賑わせた気もするのだが惜しいことである。いや、そう言いながらまだ読んじゃいないんですけどね。
ちなみに『解錠師』は早くも文庫化されて書店に並んでいるが、ううむ、カバーのイメージが違いすぎる……。
本日はレンジ周りと冷蔵庫回りを中心に片付けたのだが、けっこう無理な体勢がたたって腰痛がぶり返してしまう。運動不足痛感。

上でも書いたように本日は体力的にきついので、『このミステリーがすごい!2013年版』の感想でお茶を濁す。自分で取りあげておいて何だが、いいかげんランキング本の話題も食傷気味になってきた(苦笑)。まあ、これで最後だし、これだけ触れないのもあれなので、サクッといきます。
一応、目玉は座談会二連発になるのだろうか。ひとつはローレンス・ブロックを招いて伊坂幸太郎、田口俊樹が加わる形だが、これ、座談会というよりは二人の作家に二人のインタビュアーが質問しているという感じ(笑)。内容は面白いけれど、この形はちょっと無理があったのでは。
もうひとつは、久々に復活した覆面座談会ならぬ架空座談会。これは何といっていいのやら(苦笑)。正直、あまりにギャグが寒くて読むのがしんどかった……。
その他の内容自体は良くも悪くもいつものとおり。ランキングのレビューを中心に、人気作家56名による「私の隠し玉」、出版社による「我が社の隠し玉」といった定番企画は面白く読ませるが、需要がよくわからない短編小説も相変わらずボリュームたっぷり(泣)。
海外編のランキングはスティーヴ・ハミルトン『解錠師』が『週刊文春』の「ミステリーベスト10」に続いてトップ。ただし、アーナルデュル・インドリダソン『湿地』は2位とはいかず、今回は4位という結果である。
他のベスト本に入っていない作品としては、デュレンマット『失脚/巫女の死』、ローレンス・ブロック『償いの報酬』が健闘。そう、ブロックも該当していたんだよなぁ。出るのがもう少し早ければ、各ランキングを賑わせた気もするのだが惜しいことである。いや、そう言いながらまだ読んじゃいないんですけどね。
ちなみに『解錠師』は早くも文庫化されて書店に並んでいるが、ううむ、カバーのイメージが違いすぎる……。
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はじめまして。コメントありがとうございます。
当たり前の話ですが、カバー絵は重要ですね。作品に対するイメージや好みは人それぞれでしょうが、あれは正直、女性受けを狙っている感じがしすぎて、あざとすぎるというか。絵そのものには罪がないんですが……。