- Date: Sat 28 09 2013
- Category: 映画・DVD 007
- Community: テーマ "ミステリー・サスペンス" ジャンル "映画"
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ルイス・ギルバート『007 私を愛したスパイ』
007シリーズ第十作にあたる『007 私を愛したスパイ』をDVDで視聴。監督はルイス・ギルバート。
核ミサイルを搭載した英国とソ連の潜水艦が同時に消息を絶った。調査を命じられた英国諜報部の007ことジェームズ・ボンドはエジプトへ向かうが、そこで出会ったのは同じく調査にあたっていたソ連KGBの女スパイ、アニヤ、そして強力なチタンの牙をもつ謎の大男であった。
やがて事件の背後に浮かび上がる海運王ストロンバーグの姿。英国とソ連は協力してこの事件に対処することになるが、実はボンドとアニヤには隠された因縁があったのだ……。

ロジャー・ムーア007の中では最も楽しめる作品に仕上がっている。もともとムーアのボンドはユーモラスでゴージャス、ダンディといったあたりがキーワードになっているのだが、それがこの作品と非常にマッチしている。
というのも本作はシリーズの第十作記念作。制作側の気合いの入れ方が半端ではなく、これまでになくてんこ盛りの企画と制作費があてられているのだ。
ジョーズという魅力的な悪役、秘密兵器の数々(特にロータス・エスプリのボンドカーはかっこいい)、添え物ではなくボンドとのコンビで活躍するボンドガール(しかもこれまでは敵方だったソ連スパイである)、タンカーを再現したスケールの大きさなどなど。何よりこれまでのシリーズ作や有名映画のパロディなどを取り入れ、飽きさせることがない。
ムーア・ボンドの欠点であるアクションのキレの無さ、ストーリーや設定上の欠陥はいくつかあるにせよ、これだけサービスしてくれればさすがに文句は言えない。個人的にはショーン・コネリーが好みではあるが、あらためて観ると意外にロジャー・ムーアも頑張っていたんだな。
ちなみに公開は1977年だが、この年、あの『スター・ウォーズ』や『未知との遭遇』といった映画も公開されており、管理人の映画熱が一気に高まった年でもある(笑)。この年あたりから一人でも映画館へ通うようになったんだよなぁ。そういえば『007 私を愛したスパイ』も初めて劇場で観た007であった。
核ミサイルを搭載した英国とソ連の潜水艦が同時に消息を絶った。調査を命じられた英国諜報部の007ことジェームズ・ボンドはエジプトへ向かうが、そこで出会ったのは同じく調査にあたっていたソ連KGBの女スパイ、アニヤ、そして強力なチタンの牙をもつ謎の大男であった。
やがて事件の背後に浮かび上がる海運王ストロンバーグの姿。英国とソ連は協力してこの事件に対処することになるが、実はボンドとアニヤには隠された因縁があったのだ……。

ロジャー・ムーア007の中では最も楽しめる作品に仕上がっている。もともとムーアのボンドはユーモラスでゴージャス、ダンディといったあたりがキーワードになっているのだが、それがこの作品と非常にマッチしている。
というのも本作はシリーズの第十作記念作。制作側の気合いの入れ方が半端ではなく、これまでになくてんこ盛りの企画と制作費があてられているのだ。
ジョーズという魅力的な悪役、秘密兵器の数々(特にロータス・エスプリのボンドカーはかっこいい)、添え物ではなくボンドとのコンビで活躍するボンドガール(しかもこれまでは敵方だったソ連スパイである)、タンカーを再現したスケールの大きさなどなど。何よりこれまでのシリーズ作や有名映画のパロディなどを取り入れ、飽きさせることがない。
ムーア・ボンドの欠点であるアクションのキレの無さ、ストーリーや設定上の欠陥はいくつかあるにせよ、これだけサービスしてくれればさすがに文句は言えない。個人的にはショーン・コネリーが好みではあるが、あらためて観ると意外にロジャー・ムーアも頑張っていたんだな。
ちなみに公開は1977年だが、この年、あの『スター・ウォーズ』や『未知との遭遇』といった映画も公開されており、管理人の映画熱が一気に高まった年でもある(笑)。この年あたりから一人でも映画館へ通うようになったんだよなぁ。そういえば『007 私を愛したスパイ』も初めて劇場で観た007であった。
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