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 この週末に観たDVDの感想など。おなじみ刑事コロンボから『新・刑事コロンボ/死を呼ぶジグソー』。通算六十四作目、監督はヴィンセント・マケヴィティ。

 ある夜、アパートに忍び込んだ男が帰宅した男と相打ちとなり、二人とも死亡する。捜査に駆けつけたコロンボたちが目にしたのは、忍び込んだ男が手にしていたジグソーパズルのように切り取られた写真の一部だった。
 翌日、コロンボたちのもとへ保険調査員を名乗る男クラッチが現れた。彼は昨夜に見つかったものと同じような写真の欠片を持っていた。その写真の欠片をすべて集めれば、数年前に起きた銀行強盗事件で不明になっていた四百万ドルの隠し場所が明らかになるというのだ。
 また、クラッチは別ルートで入手した七人の名前が書かれたメモも持っていたが、それには今回の事件で死んだ二人の男の名前も記されていた。コロンボたちはそのメモをもとに残りの欠片も探し始めるが……。

 新・刑事コロンボ/死を呼ぶジグソー

 さあ、出ました。本作は『初夜に消えた花嫁』に続く問題作。エド・マクベインの原作を使った、倒叙でも本格でもない、サスペンスとアクションで見せる、ある意味真っ当な刑事ドラマである(笑)。
 相変わらずシナリオに苦しんだ末の苦肉の策ではあるのだが、ただ困ったことにこれがそこそこ面白く、しかも当のピーター・フォークがかなり楽しそうに演じているところがいやはや何とも。ラストで僅かながらもコロンボが推理の冴えを見せてはくれるのだが、ううむ、これじゃあファンには物足りないよなぁ。

 逆にファンからすれば噴飯もののシーンは目白押しである(笑)。コロンボが潜入捜査をするというだけでも、まあ古いファンからすればかなり辛いのだが、チンピラや保険屋やマフィアなんて、どう考えても似合わない。そもそもコロンボじゃなくてピーター・フォークが演じているようにしか見えないのが問題である。
 最悪なのはコロンボが侵入者に殴られて気絶するシーンか。いくら何でもありゃやりすぎだ……。

 フォークの奥さんがまたまた登場しているとか、そういう見どころもあるにはあるが、まあオススメはいたしません。


テーマ:刑事コロンボ - ジャンル:映画




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