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マイクル・コナリー『スケアクロウ(上)』(講談社文庫)
東京は久々の大雪。管理人が住んでいるのは東京の多摩地区なのだが、まあ、さすがにここまで雪が積もるとは思わなかった。所用で浅草に出かける予定もあったのだがそれもキャンセルし、本日は家の中で引き籠もって読書や映画鑑賞、ときどき雪かきという一日。あ、もちろん開幕したばかりのオリンピックも。
マイクル・コナリーの『スケアクロウ』をとりあえず上巻まで読了。
ボッシュものではなく、『ザ・ポエット』で活躍したジャック・マカヴォイとレイチェル・ウォリングのシリーズである。コナリーはシリーズ・キャラクターのコラボレーションをけっこう好んでやる作家で、ジャック・マカヴォイとレイチェル・ウォリングもそれぞれ他の作品でゲスト的に登場はしていたが、今回は『ザ・ポエット』以来のダブルキャスト。やはり組み合わせ的にはしっくりくる感じである。

さて、本作はなんとジャック・マカヴォイのリストラで幕を開ける。LAタイムズで引き継ぎとして残す期間は二週間。しかし、たまたま埋め草的に書いた記事がきっかけとなり、ITを武器に暗躍するサイコ犯〈スケアクロウ〉に狙われる羽目になり……というお話。
上巻を読んだ限りでは、ストーリー自体は実に快調。やはりコナリーの物語る技術は素晴らしい。気になる点もないではないのだが、まあ、それは下巻読了時に。
マイクル・コナリーの『スケアクロウ』をとりあえず上巻まで読了。
ボッシュものではなく、『ザ・ポエット』で活躍したジャック・マカヴォイとレイチェル・ウォリングのシリーズである。コナリーはシリーズ・キャラクターのコラボレーションをけっこう好んでやる作家で、ジャック・マカヴォイとレイチェル・ウォリングもそれぞれ他の作品でゲスト的に登場はしていたが、今回は『ザ・ポエット』以来のダブルキャスト。やはり組み合わせ的にはしっくりくる感じである。

さて、本作はなんとジャック・マカヴォイのリストラで幕を開ける。LAタイムズで引き継ぎとして残す期間は二週間。しかし、たまたま埋め草的に書いた記事がきっかけとなり、ITを武器に暗躍するサイコ犯〈スケアクロウ〉に狙われる羽目になり……というお話。
上巻を読んだ限りでは、ストーリー自体は実に快調。やはりコナリーの物語る技術は素晴らしい。気になる点もないではないのだが、まあ、それは下巻読了時に。
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