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マイクル・コナリー『ナイン・ドラゴンズ(上)』(講談社文庫)
マイクル・コナリーの『ナイン・ドラゴンズ』をとりあえず上巻まで。久々のボッシュ・シリーズである。
南L.A.で食料品店を営む中国人が、店で銃殺されるという事件が起きる。当初は万引きに絡んだ逆恨みによる犯行かと思われた。だが捜査にかり出されたロス市警本部殺人事件特捜班のボッシュたちは、事件の背後に中国系犯罪組織"三合会"が存在することを突き止める。
そして浮かび上がる一人の容疑者。だが、高飛びを企てる男の身柄を拘束したとき、香港に住むボッシュの娘が監禁されている映像が届く……。
非常に軽快なテンポで展開するストーリー。従来の作品でいうとシリーズ前作の『死角』に雰囲気は近く、内省的ハードボイルドといった雰囲気は今や遠い昔である。それが好ましくもあり、物足りなくもあり、という二面性をもつのが悩ましいところだ。
詳しい感想は下巻読了時に。

南L.A.で食料品店を営む中国人が、店で銃殺されるという事件が起きる。当初は万引きに絡んだ逆恨みによる犯行かと思われた。だが捜査にかり出されたロス市警本部殺人事件特捜班のボッシュたちは、事件の背後に中国系犯罪組織"三合会"が存在することを突き止める。
そして浮かび上がる一人の容疑者。だが、高飛びを企てる男の身柄を拘束したとき、香港に住むボッシュの娘が監禁されている映像が届く……。
非常に軽快なテンポで展開するストーリー。従来の作品でいうとシリーズ前作の『死角』に雰囲気は近く、内省的ハードボイルドといった雰囲気は今や遠い昔である。それが好ましくもあり、物足りなくもあり、という二面性をもつのが悩ましいところだ。
詳しい感想は下巻読了時に。

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