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 本日の読了本はマイクル・コナリーの『証言拒否』を上巻まで。リンカーンを事務所代わりにして刑事弁護に奔走するミッキー・ハラー・シリーズの四作目。
 ハリー・ボッシュとの共演がしばらく続き、どうしても事件とは別方面の興味で引っ張ってきた印象もあるが、本作は久しぶりにハラー独自の物語のようだ。

 証言拒否(上)

 今回の依頼人はシングルマザーの女教師リサ。ローン未払いを理由に家を差し押さえられた彼女に対し、ハラーは銀行の違法性を主張して訴訟に乗り出す。だがひとつ問題があった。彼女は同じような立場の仲間を集め、銀行の違法性に抗議するデモを繰り返すなど暴走癖があり、非常に取り扱いが難しい依頼人だったのだ。
 そんな中、当該銀行の副社長を撲殺した容疑でリサが逮捕される。ハラーは新人弁護士や腕利きの調査員とともに弁護に打って出るが、彼女の暴走は止まらず、事件の映画化を狙うプロデューサーまでを後継者として引き入れてしまう……。

 今回はシリーズ原点に立ち返るというか、本格的な法廷ミステリの様相である。検察側との対決も法廷内外でばちばち行われ、上巻ではまさに一進一退。ここに想定外の問題が降りかかってきて……というのはある意味お約束だが、それらをバランス良く配して非常にリーダビリティが高い。
 ま、詳しい感想は下巻読了時に。


テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌




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