この三日間の平均睡眠時間がおそらくは三時間という状態で早朝に帰宅し、そのまま爆睡。起きたらなんと午後三時である。嫁さんは友人宅で新年会があるとかで外出の模様。とりあえず雨の中を買い物がてら外出し、遅めの朝食兼昼食をとると、もう外は真っ暗。何もしないうちに一日が終わってしまった。
何だか年明け以来、ミステリらしいミステリをあまり読んでいない気がするが、本日も非ミステリ、どころか小説ですらない。松本品子/編『岩田専太郎 挿絵画家の鬼才』。
岩田専太郎は、明治34年生まれの挿絵画家である。大正9年に博文館の『講談雑誌』で挿絵画家としてデビューし、以来、雑誌や新聞を舞台にあらゆるジャンルの挿絵を描いてきた。時代の流行に合わせて画風を変えていきながらも、その繊細で華麗なスタイルは「専太郎調」として多くの読者を魅了したという。探偵小説にも多くの貢献をしており、雑誌掲載時の乱歩の『妖虫』や正史の『真珠郎』などが岩田専太郎の手によるものだ。
そんな岩田専太郎の魅力を再認識しようという展覧会が現在、弥生美術館で開催されている。本日読んだ『岩田専太郎 挿絵画家の鬼才』もそのコラボレーション企画のひとつなのだろう。本書ではとりあえずは岩田専太郎の足跡と作品がさくっと辿れるようになっており、私のようなそちら方面に疎い人間には、ためになって楽しめる一冊であった。欲を言わせてもらえれば、岩田専太郎の人となり、そして作風については、もう少し突っこんでもらいたかった。予算やページ数の都合、ビジュアル重視の本だから仕方ないところもあろうが、けっこう面白そうな人物だけに、ちょっと食い足りない気も。あ、それが知りたい人は、それこそ弥生美術館へ行けってことなのか?
何だか年明け以来、ミステリらしいミステリをあまり読んでいない気がするが、本日も非ミステリ、どころか小説ですらない。松本品子/編『岩田専太郎 挿絵画家の鬼才』。
岩田専太郎は、明治34年生まれの挿絵画家である。大正9年に博文館の『講談雑誌』で挿絵画家としてデビューし、以来、雑誌や新聞を舞台にあらゆるジャンルの挿絵を描いてきた。時代の流行に合わせて画風を変えていきながらも、その繊細で華麗なスタイルは「専太郎調」として多くの読者を魅了したという。探偵小説にも多くの貢献をしており、雑誌掲載時の乱歩の『妖虫』や正史の『真珠郎』などが岩田専太郎の手によるものだ。
そんな岩田専太郎の魅力を再認識しようという展覧会が現在、弥生美術館で開催されている。本日読んだ『岩田専太郎 挿絵画家の鬼才』もそのコラボレーション企画のひとつなのだろう。本書ではとりあえずは岩田専太郎の足跡と作品がさくっと辿れるようになっており、私のようなそちら方面に疎い人間には、ためになって楽しめる一冊であった。欲を言わせてもらえれば、岩田専太郎の人となり、そして作風については、もう少し突っこんでもらいたかった。予算やページ数の都合、ビジュアル重視の本だから仕方ないところもあろうが、けっこう面白そうな人物だけに、ちょっと食い足りない気も。あ、それが知りたい人は、それこそ弥生美術館へ行けってことなのか?

