- Date: Mon 29 04 2019
- Category: ミステリアス・イベント
- Community: テーマ "art・芸術・美術" ジャンル "学問・文化・芸術"
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「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」@森美術館
昨日、わざわざ高崎まで行って「ミステリー小説の夜明けー江戸川乱歩、横溝正史、渡辺啓助、渡辺温ー」展を鑑賞したせいか、今のうちに近場で行けるものは行っておこうという気持ちになり、本日は六本木の森美術館で開催されている「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」を訪問する。

メインは作者トーベ・ヤンソンが残した原画、スケッチの類。ムーミンの全著作ごとにそれらの絵を展示するという構成で、とにかくその膨大な数に圧倒される。
トーベ・ヤンソンの原画は過去にも何度か展覧会で見たことがあるが、基本的に挿画として描かれたものが多いせいか小さいスケッチがとにかく多い。だが、その不満を埋めてくれるのが膨大な数なのである。しかも今回は著作の発表順に展示してあるので、ムーミンのデッサンがどういう具合に変化していったかもよくわかり、ナイスな構成である。
また、イースターカードやアドベントカレンダー、銀行の広告などに描かれたムーミンの原画というのもボーナストラック的で実によい。実際、この類は初めて見るものばかりで大満足であった。
ついでに書いておくと図録も素晴らしい。判型はやや小ぶりながらも上製本312ページ、綴じ込みまであって2千円はかなりお買い得だろう。だいたいムーミングッズはいつも割高感があるのだけれど、今回はかなり頑張ったといえるだろう(笑)。あと、昨日の「ミステリー小説の夜明け」展の図録がひどかっただけに、余計よく見えるところはあったかもしれない(苦笑)。


メインは作者トーベ・ヤンソンが残した原画、スケッチの類。ムーミンの全著作ごとにそれらの絵を展示するという構成で、とにかくその膨大な数に圧倒される。
トーベ・ヤンソンの原画は過去にも何度か展覧会で見たことがあるが、基本的に挿画として描かれたものが多いせいか小さいスケッチがとにかく多い。だが、その不満を埋めてくれるのが膨大な数なのである。しかも今回は著作の発表順に展示してあるので、ムーミンのデッサンがどういう具合に変化していったかもよくわかり、ナイスな構成である。
また、イースターカードやアドベントカレンダー、銀行の広告などに描かれたムーミンの原画というのもボーナストラック的で実によい。実際、この類は初めて見るものばかりで大満足であった。
ついでに書いておくと図録も素晴らしい。判型はやや小ぶりながらも上製本312ページ、綴じ込みまであって2千円はかなりお買い得だろう。だいたいムーミングッズはいつも割高感があるのだけれど、今回はかなり頑張ったといえるだろう(笑)。あと、昨日の「ミステリー小説の夜明け」展の図録がひどかっただけに、余計よく見えるところはあったかもしれない(苦笑)。

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