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探偵小説三昧

天気がいいから今日は探偵小説でも読もうーーある中年編集者が日々探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすページ。

 

『出版120周年 ピーターラビット展』に行ってみた

 英国の作家ビアトリクス・ポターが生んだピーターラビット。その物語が出版されて今年で120周年ということで、世田谷美術館で「出版120周年 ピーターラビット展」が開催されており、本日、足を運んでみた。

出版120周年ピーターラビット展_01
▲世田谷美術館は砧公園内にあって、鑑賞後の散歩も悪くない。まあ、本日は雨でしたが。

 展示内容としては、ピーターラビット誕生から出版までの道のり、その後のブレイクの様子や著者自らが監修したグッズ展開に至るまでを、原画や現物と共に理解するというもの。
 個人的にはマニアというほどではないが、原作は一応すべて所持して読んでいるし、映画化作品はもちろんバレエ作品や著者の伝記や著者自身の障害を映画化したものもひと通り押さえている。埼玉県のビアトリクス・ポター資料館や何年か前にあった「ビアトリクス・ポター生誕150周年ピーター・ラビット展」なども見学済みなので、まあ、そこそこファンと言ってもいいだろう。
 だから展示会などで許可されるような原画などはある程度見たことはあるはずだが、けっこう初見のものも多くて十分に楽しめた。とりわけ面白かったのはピーターラビットのグッズ展開に対し、ポター自身がかなり乗り気だったことで、ボードゲームとかも自分でデザインはもちろん内容も企画しており、そのサンプルが展示してあるのはなかなか興味深かった。

出版120周年ピーターラビット展_02

出版120周年ピーターラビット展_03

 なお、中は撮影禁止だが、一部、撮影コーナーが何箇所か設けられていて、女性ファンがひっきりなしに撮影しておりました(その中に混じっているオッサンの自分はなんなんだろう(笑))

出版120周年ピーターラビット展_04
▲お土産はお約束の図録。相当なボリュームで2700円弱だからこれはお得。
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プロフィール

sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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