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探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


謹賀新年

 新年明けましておめでとうございます。
 本年も『探偵小説三昧』を何卒よろしくお願い申しげます。

 昨年末の記事でも少し触れたけれど、今年はあまりクラシックが読めなかったので(特に国産)、今年はもう少しなんとかしたい。考えると他にも進行中の宿題があったりするので、今年の目標というわけでもないが、ちょっとどメモがわりに残しておく。

・ロス・マクドナルド邦訳全冊読破
・ディクスン・カー邦訳全冊読破
・SFミステリ読破

 まずは昨年に引き続きこの三つ。特にロスマクとカーは早くやっつけて、今年中にクロフツとクリスティの邦訳読破に進めたい。まあ、これはこの二、三年、毎年のように思っていることなんだけど(苦笑)。
 あと、クラシックの叢書の積ん読が非常に溜まってきているので、以下のものはちょっと巻き返しを図らないとならない。ROM叢書とRe-Clamはなんとか追いついている。

・論創海外ミステリ
・論創ミステリ叢書
・盛林堂ミステリアス文庫
・ヒラヤマ探偵文庫

 海外ミステリの新刊は投票の関係もあるので最低でも40冊ぐらいは消化したいところ。ただ、それ以外に遡って邦訳されたものを消化したい作家が何人かいる。とりあえずアン・クリーヴスとジョゼフ・ノックス、ミシェル・ビュッシあたりは最低でも。

 昭和作家読破計画はあまりにざっくりしているが、ここ数年読んでいる泡坂妻夫、梶龍雄、笹沢左保、多岐川恭、中町信、連城三紀彦あたりはコンプリートしたいと思っている作家である。ただ、それ以外にも手を広げたいし、とりあえず今思っているのは西村京太郎の初期作。

 ミステリ黎明期に書かれたものや、ミステリの親戚筋にあたる小説、文芸寄りの小説もぼちぼち読んでいるが、こちらはまったり進行で。とりあえずジェーン・オースティンやウィルキー・コリンズ、アン・ラドクリフが最優先。

 ということで、ザクっと宿題を挙げてみたけれど、自分の年間読書ペースでは間違いなくキャパオーバーである。一体どこまで読み、どこまで感想を書けるのか。ああ悩ましい。




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この記事をアップした数時間後に実家のある能登地方がまたも大地震に襲われる。
幸い家族は無事だったが、家は無茶苦茶らしく、倒壊こそしなかったが、サッシはすべて割れ、壁は剥がれ、家具はすべてぶっ倒れて、とても住める状態ではないという。今はやっていないけれど、店舗の仕様のままだったのが良くなかったようだ。
交通事情や余震、先方の状況などもあるので、今すぐにとはいかないけれど、家族はとりあえず親類の家に一時避難することになったので、なるはやで能登まで行って今後のことを話し合わなければならない。
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Comments

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ポール・ブリッツさん

ありがとうございます。グチャグチャの実家を見るのは辛いですが、明日からしばらく片付けに向かいます。実は妻も正月から体を壊して寝込んでおり、新年早々踏んだり蹴ったりです。

Posted at 23:11 on 01 04, 2024  by sugata

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なんというか

おかけする言葉が見つかりませんが、一日でも早く能登はじめ被災地が旧に復することを祈っております。

海の向こうではイランのほうでも国家が混乱しかねない騒動が起きたそうで、どうなってしまうんですかね世界……。

Posted at 22:18 on 01 04, 2024  by ポール・ブリッツ

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fontankaさん

ありがとうございます。おそらく週末は現地入りです。

Posted at 14:44 on 01 04, 2024  by sugata

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ご実家のこと、お見舞い申し上げます。

Posted at 13:55 on 01 04, 2024  by fontanka

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anta_dareyanen@deredemonaiさん

ありがとうございます。弟家族ははまだしも老母には相当堪えたと思うのでケアを何とかしなければなりませんね。

それはそうと、羽田にいらしたんですか。しかも滑走路上。タイミングが悪ければ危なかったですね。帰宅が大変なことになっていますが、ともかくご無事で何よりです。
とはいえ、地震被害もそうなんですが、当事者にすれば、そう考えなければやってられない、というのが正直なところだとは思います。年明け早々、嫌なニュースばかりで本当に気が滅入りますね。

Posted at 17:54 on 01 03, 2024  by sugata

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本年もよろしくお願いいたします。
能登がご実家だったのですか。お見舞い申し上げます。自分は関西人ですが、阪神淡路大震災では兵庫県の親戚が2世帯被災して(共に自宅が全壊判定)幸いケガはなかったものの、PTSDというか精神的ストレスはかなり尾を引いたそうですので、お気を付けください。兵庫の友人からも聞きましたが、あの時は早朝5時の発生で叩き起こされたため、夜眠りにつくのが怖くなってしまったといいます。まだ余震も続きそうですからくれぐれも。
昨日は昨日で羽田空港であのような事故がありましたが、偶然にも私はあの瞬間、羽田の滑走路上にて別の機で離陸待機中でした。3時間余り(4時間近くかな)機内でカンヅメ状態のすえフライトは欠航。予定外にもう一泊してさきほど新幹線経由でやっと帰宅しました。よい年になりますようにという定型句が空しくなる正月で言葉が見つかりません。

Posted at 13:52 on 01 03, 2024  by anta_dareyanen@deredemonai

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羽虫さん

ありがとうございます。こちらこそ今年もよろしくお願いします。
ミステリ好きの方でもジェイン・オースティンを読んでいる方は意外に多いですね。
長谷川史親『ミステリの辺境を歩く』なんかの影響もあるのかもしれません。私もこれで周辺ミステリに惹かれるようになりました。

Posted at 10:40 on 01 03, 2024  by sugata

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今年も探偵小説三昧の更新、楽しみにしております。

オースティンは『高慢と偏見』を年末に読みましたが、意外にスリリングな展開が楽しめました。

sugataさんにとっては大変な年始になってしまいましたが、本年もよろしくお願いいたします。

Posted at 09:19 on 01 03, 2024  by 羽虫

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ハヤシさん

ありがとうございます。元日は1日中、実家の家族と連絡をとりながら、ニュースを見ていました。今後のことを考えると気が滅入りますが、ともかく家族や友人が無事だっただけでもよかったです。
能登だけでなく、阪神、東京、東北、北海道、熊本などなど、正味、日本に住んでいる限りはどこでも被災する可能性はありますから、備えは本当に重要ですね。
私は昨年に引っ越しましたが、とりあえず海岸沿いや川沿い、山腹、崖下、道幅の狭い住宅密集地などは避け、ハザードマップはきっちり調べ、耐震性が強く、独自の備蓄があるマンションを選んだので、そういう意味ではかなり安心です。地方在住の高齢者などはいろいろなしがらみや縁もあるでしょうが、危険な場所でも結構平気で住んでいるので気が気ではありません。

Posted at 22:35 on 01 02, 2024  by sugata

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能登地方の地震被害、心が痛みます。ご心痛お察し致します。私も阪神大震災を経験しましたので他人事ではありません。如何なる娯楽も平穏な暮らしがあってこそだということを痛感します。北陸地方の一早い復興を祈願致します

Posted at 20:42 on 01 02, 2024  by ハヤシ

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ルルさん

『若草物語』でブレイクする前のA・M・バーナード名義の作品ですよね。幻戯書房から『仮面の陰に あるいは女の力』が出た時に、オルコットがこういうものも書いていたのかと驚いた記憶があります。そこまで仰られると、やはり読みたくなりますね。

『ファントマと囚われの王』は確かに気になります。ただ、その前の二つも買ってはいますが、まだ読んでいないんですよね。

Posted at 12:23 on 01 02, 2024  by sugata

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ミステリの親戚筋にあたる小説

 読むべき図書がたくさんあって大変ですね。
 ミステリの親戚筋にあたる小説として、少女小説『若草物語』の著者ルイザ・メイ・オルコットが、別名でこっそりとスリラー・扇情小説を書いて賞金稼ぎをしていました。これが後から公開され、日本では『愛の果ての物語』と『仮面の陰に あるいは女の力』が訳されました。
 私は読んでみて、ウィルキー・コリンズよりもスリルがあり、結末にも驚かされました。
 
 国書刊行会から〈ベル・エポック怪人叢書〉として『ファントマと囚われの王』が刊行されるはずが、未だに出てこないのが心配です。刊行済みの『ジゴマ』や『シェリ=ビビ』の売れ行きが良くなかったのかな?

Posted at 10:12 on 01 02, 2024  by ルル

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fontankaさん

最大の目標は積ん読を減らすことです(笑)
まだ考えてはいませんが、どこかのタイミングで本を買うのをやめて、所蔵本だけを読んで余生を過ごしたいです。

ジェーン・オースティンは女性の方がやはり読んでいるのでしょうか。ミステリと少し関連のあるらしい『高慢と偏見』と『ノーサンガー・アビー』だけでも読みたいと思っています。

Posted at 20:56 on 01 01, 2024  by sugata

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本年もよろしくお願いいたします。
私は、ミステリにはあまり目標はないですが、
論創海外ミステリは読むつもりです。

最近、あまり「昔風」のミステリがないので、手にとっては、読破せずになってしまうことが多いです。
ジェーン・オースティンは、若いころ(?)にはまった時期がありました。
翻訳が今のようには無くて、大変でした。
私の好みは「説き伏せられて」です。
これからもよろしくお願いいたします。

Posted at 15:32 on 01 01, 2024  by fontanka

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プロフィール

sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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