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城昌幸『怪奇製造人』(国書刊行会)
何とか読書ペースが元に戻りつつある。本日は城昌幸の『怪奇製造人』を読了。国書刊行会版の短編集で、収録作はもうほとんど過去に読んだものばかりだが、何度読んでも素晴らしい。ある種の軽みというか透明感というか。テーマと文体が渾然一体となり、一瞬だけ儚く瞬くのである。その瞬きを見逃してはならないのだ。
「人生の怪奇を宝石のように拾い歩く」とは江戸川乱歩の言葉だが、まさに至言である。以下収録作。
「脱走人に絡る話」
「怪奇製造人」
「その暴風雨」
「シャンプオオル氏事件の顛末」
「都会の神秘」
「神ぞ知食す」
「殺人淫楽」
「夜の街」
「ヂャマイカ氏の実験」
「吸血鬼」
「光彩ある絶望」
「死人の手紙」
「人花」
「不思議」
「復活の霊液」
「面白い話」
「猟奇商人」
「幻想唐艸」
「まぼろし」
「スタイリスト」
「道化役」
「その夜」
「その家」
「絶壁」
「猟銃」
「波の音」
「ママゴト」
「古い長持」
「異教の夜」(散文詩)
「大いなる者の戯れ」(散文詩)
「人生の怪奇を宝石のように拾い歩く」とは江戸川乱歩の言葉だが、まさに至言である。以下収録作。
「脱走人に絡る話」
「怪奇製造人」
「その暴風雨」
「シャンプオオル氏事件の顛末」
「都会の神秘」
「神ぞ知食す」
「殺人淫楽」
「夜の街」
「ヂャマイカ氏の実験」
「吸血鬼」
「光彩ある絶望」
「死人の手紙」
「人花」
「不思議」
「復活の霊液」
「面白い話」
「猟奇商人」
「幻想唐艸」
「まぼろし」
「スタイリスト」
「道化役」
「その夜」
「その家」
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