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ポール・ギャリコ『ほんものの魔法使』(ちくま文庫)
昼はインボイスSEIBUドームへ「スーパードッグカーニバル」を見物しにいく。知り合いが出店しているので陣中見舞いもかねて。
帰宅後はDVDで『スクール・オブ・ロック』視聴。ロック版『スイング・ガールズ』とでもいうような内容だが、こちらの方が音楽に対する情熱がストレートに出ていてより楽しめる。まあ、完全にジャック・ブラックのための映画ではあるが、子供たちも良い味だしているので、意外とファミリーで楽しむのも悪くない。ロック好きにはもちろん。
読了本はポール・ギャリコの『ほんものの魔法使』。
世界中の魔術師が集う街に本物の魔法使いがやってきた。生活権を脅かされるのではと慌てふためく魔術師たちのてんやわんやと、本当に大事な事が何かを知る少女の物語。
奇術師の世界という、なかなか変わった世界を設定しつつも、実はそれが現実社会の鏡であり、主人公の魔法使いや少女を通して真に大事なことを訴えるという手法は、ややベタながらも相変わらず見事。魔法使いのキャラクターがやや見えにくいのが難点で、ラストにもう一度彼の見せ場があっても良かったかな、とは思う。
帰宅後はDVDで『スクール・オブ・ロック』視聴。ロック版『スイング・ガールズ』とでもいうような内容だが、こちらの方が音楽に対する情熱がストレートに出ていてより楽しめる。まあ、完全にジャック・ブラックのための映画ではあるが、子供たちも良い味だしているので、意外とファミリーで楽しむのも悪くない。ロック好きにはもちろん。
読了本はポール・ギャリコの『ほんものの魔法使』。
世界中の魔術師が集う街に本物の魔法使いがやってきた。生活権を脅かされるのではと慌てふためく魔術師たちのてんやわんやと、本当に大事な事が何かを知る少女の物語。
奇術師の世界という、なかなか変わった世界を設定しつつも、実はそれが現実社会の鏡であり、主人公の魔法使いや少女を通して真に大事なことを訴えるという手法は、ややベタながらも相変わらず見事。魔法使いのキャラクターがやや見えにくいのが難点で、ラストにもう一度彼の見せ場があっても良かったかな、とは思う。
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