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 突然だがマイクル・クライトンはハリウッド映画であると思う。その根拠となるのが、まずテーマとモチーフにある。最近の作品だけでもナノテクノロジーからバイオテクノロジー、企業責任、セクハラ、タイムトラベル、恐竜など、実に幅広い。しかも幅広いだけでなく、その時代を顕著に反映するものを扱うため、一般の人にも理解されやすいし大変注目されやすい。
 また、それらのテーマを懇切丁寧に解説し、読者をわかった気にさせるところ、加えて、そのど派手な演出も実にハリウッド映画的である。
 もちろんクライトンが一時期映画に携わっていたことも影響しているだろう(ちなみに監督した『ウエストワールド』はSF映画の傑作のひとつである)。だが結局行き着くところは、クライトンがエンターテインメントに徹する職人だからではないか。
 本日読んだ『インナー・トラヴェルズ(上)』は、そんなマイクル・クライトンの自伝。感想は下巻読了後ということで。


テーマ:ブックレビュー - ジャンル:本・雑誌



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